美術館というと、少し敷居が高いイメージを持つ方もいるかもしれません。
しかし、東府中駅から徒歩約17分の場所にある府中市美術館は、そんな先入観をやさしく塗り替えてくれる場所でした。
展示を観るだけでなく、作家の制作現場を覗いたり、自分で手を動かしたり。芸術をもっと身近に楽しめる工夫が館内のあちこちに散りばめられています。
これから府中市に住もうか悩んでいる人やすでに住んでいるけど、まだ行ったことがない人にもおすすめの場所です。
広々とした空間とうれしい館内設備

入口を入ると、広々とした空間が広がっています。

1階にはコインロッカーが2か所設置されており、荷物を預けてから館内を回れるのがありがたいところ。

受付近くには水飲み場もあります。身軽に鑑賞できる環境が整っていますよ。
コレクション展と企画展

2階展示室前には、彫刻家・三沢厚彦さんの作品「Animal2018-01」が展示されていました。
展示室では、コレクション展と企画展が開催されています。会期ごとにテーマが入れ替わるので、訪れるたびに新しい作品と出会える楽しみがあります。
今回はコレクション展を鑑賞。
取材した日は、明治から平成にかけての東京の風景を描いた作品が並び、時代ごとの街並みの移り変わりを感じながら見て回ることができました。
「この頃の東京はこんな街並みだったんだ」と、子どもや恋人と語らいながら鑑賞するのも楽しそうです。もちろん、ひとりで物思いにふけながらじっくり鑑賞するのもおすすめ。
制作中の作品に会える公開制作室

1階の公開制作室では、制作過程の作品を観ることができます。すでに完成した作品を鑑賞するのとはまた違った感情を味わえるはず。
「この作品、最終的にどんな姿になるんだろう」とワクワクしながら観られるのではないでしょうか。
新しい「推し作家」に出会えるきっかけになるかもしれません。
ついつい長居してしまう!充実した美術図書室

受付近くの美術図書室には、近現代の美術に関する資料を中心に、なんと約6万冊の図書や雑誌が収蔵されています。
ただし、館外への貸し出しはできないので、注意してくださいね。
都内や地方でおこなわれている企画展のカタログや書籍が揃っており、ビデオライブラリーやカラーコピー機も利用できます。

書籍の中には、館が自ら著者となった現在の企画展や過去におこなわれた企画展などをテーマにした本も並んでいました。
読んでみたい本がたくさん並んでいて、ついワクワクしてしまいます。
観るだけじゃない!手を動かして楽しむワークショップ

図書室からまっすぐ奥に行くと、右手側に見えるのが創作室。ここでは未就学児から大人まで、体を使ってものをつくり、表現を楽しむワークショップが開催されています。
指導員のほか、学芸員や専門家を講師に迎えたプログラムは月1〜2回。年間を通して、子ども向けから大人向けまで、さまざまなものが用意されています。
これなら初めての人でも安心して参加できそうです。
どのような材料を使った製作が自分に向いているのか知るために、いろいろなプログラムに通ってみるのもおすすめ。
子どもと一緒に絵を描いて楽しむのも良いし、休日の趣味として通い続けるのもよさそうです。
事前申し込みが必要な場合がありますので、詳しくは公式サイトをご確認くださいね。
定期的に展示が入れ替わるコレクション展・企画展、作家の制作現場を覗ける公開制作室、自分で手を動かせるワークショップ。
府中市美術館には、何度でも足を運びたくなる理由が揃っています。
府中市での暮らしを考えている方にとって、気軽に芸術と触れ合える環境があることは、この街の大きな魅力のひとつではないでしょうか。
府中市美術館
住所:東京都府中市浅間町1丁目3番地(都立府中の森公園内)
アクセス:京王線「東府中駅」から徒歩約17分
京王バス武蔵小金井駅南口行き「府中駅」→「天神町二丁目」バス停から徒歩約3分
TEL:042-336-3371
営業時間:10:00-17:00(展示室への最終入場は16:30まで)
定休日:月曜日(祝日の場合はその翌日)
国民の祝日の翌日など(土曜日、日曜日及び祝日にあたる場合などは開館)
年末年始 、展示替えの期間など
駐車場:あり(約44台)

















